今までの常識はこれからの非常識

今までの常識はこれからの非常識

24時間働けますか?ビジネスマン!

といったフレーズが当たり前に巷に流れた時代がありました。バブル全盛期の頃は働く事こそステータスであり、家庭内のアイデンティティだったのでしょう。
今では炎上するかもしれない危険なフレーズですね。

時代は変わり現在は、いかに自分の時間、家族の時間を大切にするかが重要になってきました。
それに伴い、会社の在り方、働き方も変わり、サポートするテクノロジーも進化しています。

時代と共に様々な物が変化しながら流れておりますが、
環境への配慮で車が進歩したり、より住みやすい家にするために住宅が進歩する様に、薪ストーブも環境への配慮や、メンテナンス性を高めるために年々進歩しています。
気密性を高めるために天板を固定したり、炉内の昇温速度を早めるためにバーミキュライトで囲んだりと、様々な研究がなされています。

一方で日本における焚き方や薪についても変化が見られます。
針葉樹は燃やしてはダメ!広葉樹の太い薪が1番!なんて言われていた頃もありましたが、
今では、何よりも乾燥が1番!
それから、太さ、長さを使い分けて上手に焚きましょう!と変わりました。

薪ストーブの中でオーロラの様についたり消えたりする炎が美しいと言われていた事もありましたが、
珍しいだけで本当は美しく無い炎だった事がわかりました。今となってはお恥ずかしい話です。

他にも、牛乳パックは着火材代わりになると言われていましたが、代替品を使わず、FSC認証のソールスティッカン着火材を使う事でおのずと環境へ配慮され、
更にその代金の一部が子供や高齢者への慈善活動に寄付されます。
新商品には日本になかった取り組みを行っている事もありますので、着火剤一つとっても情報収集が必要なのがわかります。

この様に薪ストーブは設置がゴールではなく、新たなスタートになります。
過去に得た情報と、日本暖炉ストーブ協会やストーブメーカー、全国のプロショップから発信される最新情報、
そして自らの経験を元にあなたの常識をバージョンアップして下さい。
薪ストーブライフをより楽しく、より楽にできるのは他でもないあなた自身なのですから。