私もできた!薪ストーブ着火講座 ドブレ アストロライン前編

私もできた!薪ストーブ着火講座 ドブレ アストロライン前編

私もできた!薪ストーブ着火講座 ドブレ アストロライン前編

今回は立ち姿もスッキリと凛々しいドブレ アストロラインに炎をくべてみましょう。
 
①一次燃焼用の給気レバーの説明です。(2系統あります)

レバー(上下2か所)が中央部の位置にあるときは、2系統とも閉の状態です。
 
 
②給気レバー(下段)右側にスライドで全開です。


この給気ラインは灰受け下部から炉床へ向けて給気が流入するラインです。
ラインを全開にすることで、炉内に組み上げた薪の下部から燃焼に必要な空気が たっぷりと供給されるわけです。
 
 
③給気レバー(上段)左側にスライドで全開です。


この給気ラインはリアから天板を迂回してガラスに向け、実に見事にエアーカーテンを作りながら空気が流入するラインです。

ナゴヤスペシャルサイト「ドブレアストロライン 分解」の巻も一緒にご覧いただくと理解しやすいですよ。
 
 
④これで給気ラインは2系統とも全開になりました。
 
 
⑤次は薪を入れる前に、炉内をチェックしてみましょう。

給気ライン②が効率よく機能するように、アッシュカバー(アッシュリップ゚)に積もった灰をスクリューバーで均して、空気が流入しやすいようにしてあげます。
 
 
⑥下準備がすんだら細めの薪を組み入れます。


今回は長さ36㎝ 太さ10㎝の半割を2本半と、杉の木端(こっぱ)板4枚(エコ杉田くん)、ライトバグ 1粒を使いました。


写真左:エコ杉田くん 写真右:ライトバグ

 
 
⑦火廻りが良さそうな組み方でしょ♪~

真ん中にコロンとあるのはライトバグです。
 
 
⑧着火する前に

写真を見て。ライターの炎がまっすぐ上を向いていますね。これならば迷いはありません。

 

組み上げた薪に着火してください。
 
 
【ワンポイントアドバイス】
もしライターの炎が自分に向かってくるようなら、着火はちょっと待ってくださいね。
空気の流れが、煙突を通って室内に向かっているシグナルですよ。
 ・室内が負圧になっていませんか?
 ・キッチンやトイレやお風呂場など強力な排気ファンが作動して室内空調環境のバランスがくずれていませんか?
 ・居室給気口が閉まっていませんか?
 ・窓を1㎝開けても直りませんか?
 
 
⑨ゆっくりと扉をしめて 
1分

だんだんと火が炎となっていきますよ。

5分

8分


15分


⑩いい感じに炎が廻ったので、とっておきの薪をいれることにしました。

 
追加の薪は長さ20㎝のユーカリです。(別名アイアンバーグ)
小っちゃいけど重いです(1.5kg)
  
⑪エクセレント!!

35分


⑫炉ができた

約50分
 


温度データ 天板部で 180~200度 

炉ができあがったら次の段階、2次燃焼クリーンバーン運転です。
(次回へ続く)