How to ロウリュ

How to ロウリュ





「ただいまからフィンランド式ロウリュをはじめさせていただきます。」
「担当はわたくし○○が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。」
「さて、ロウリュとは、ゆっくりと舞い降りてくる蒸気を通し、熱気と湿度のハーモニーを楽しむものです。サウナの本場フィンランドでは、ロウリュを楽しめるサウナ室をリラクゼーションの場として利用しています。皆様も、ぜひリラックスしてロウリュをお楽しみください。
尚、ロウリュ終了後は、水風呂に入られる方も多いと思います。
その際は、先に一旦、シャワー又は掛け湯で汗を流していただき、その後で、つま先からゆっくりと水風呂へお入りください」
「またロウリュ時はたくさん汗をかきますので、水分不足となります。終了後は、水分やビタミンC,ミネラルなどを補給し、ゆっくりとご休息ください」
「今回のロウリュが終わりますと、次回は○時○分からとなります。お時間に余裕のある方は、ぜひお楽しみください」



「本日使用します芳香液は、○○○(香りの種類)の香りです。ロウリュと共に室内いっぱいに広がる香りをお楽しみください」




日本の温浴施設では、ikiサウナによるフィンランド式ロウリュを「アウフグース」「ロウリュ」と様々な呼び方をしています。
フィンランドでは、サウナの入浴者自身が(他の入浴者にあらかじめ断わった上で)サウナストーンに水をかけてロウリュを発生させます。
しかし日本では、利用者の火傷等を避けるため、またお客様に対するのおもてなしの意を込めて、施設係員がロウリュを発生させます。
ikiサウナによるロウリュを行う際、水の掛ける(理想的な)回数や量は、サウナ室の大きさや高さ、温度等の条件によって変わります。
日本では、施設ごとににいちばん適した方法を研究し行っています。
フィンランドではサウナ入浴の際、水桶に白樺の枝(葉付き)を浸し、その枝(葉)で体を叩く場合があります。
これは白樺の油で肌に潤いを与え、また肌に移る白樺の葉の香りを楽しむためです。
逆に、香りを利用しない場合もあります。メディテーション効果を上げるためです。
このときは(刺激を押さえた空間で)体の内に伝わるエネルギーを感じ取ります。
日本では、芳香液を加えた水をゆっくりとikiサウナストーブの石に掛けることで、リラクゼーション効果を高めます。